アパート前でビーフジャーキー

妻の友人がダベンポートに遊びに来ているので会いに行く+中世古一家二年ぶりの訪問が今日行われた。目的地は我が母校の敷地のすぐ側にある古いアパート。ココには中世古一家も住んでいたことがある。この黄土色のレンガ作りの建物・・・なつかし。

1900年築。歴史的な価値のある建物として登録されている。大学から近く、安く、そしてボロい。が、過去に何人もの学生がここに住んでカイロプラクティックを学んだその歴史の一部になれるのは何だか誇らしい気がする。斜面に建てられていて100年以上前のものだから傾いていますがそこはご愛嬌。ネズミやゴキや幽霊が出るとか出ないとか。
我々は早朝にシカゴを飛び出し目的地に着いたのがお昼前。友人がスモークされたウインナー、チーズ、牛タンを出してくれた。美味さにびっくり。自分達で作ったんだとか。むむむむむ。先を越された。スモークを以前から一度やってみたかったんだ。で、その流れ?で今日はビーフジャーキーを作ってみようではないかということになった。レシピはクックパッド(http://cookpad.com/)から拝借。牛肉を買いに行き、下ごしらえをしてから薫製ボックスを段ボールで作って準備は万端。

まずアルミの容器にガスで着火したチャコールを入れる。ここでしっかり火を通しておくとチップががんがん燃えて煙がモクモクモクモク出る。

チャコールの上にチップを投入。本日使うのはヒッコリー(クルミ科の落葉高木。約二〇種あり、北アメリカ・中国に分布。種子はナッツとして食用。材をスキー板・器具の柄などに使う。三省堂大辞林より)を使う。この匂いはどこか懐かしいような、昔に確かに嗅いだ事のあるような匂いだ。

まだ全貌が明かされていない手作り薫製マシーンであるが、そこの下に薫製セットを設置。

ジャーキー用の肉はクックパッドで紹介されていたレシピに従い、オーブンで低温加熱済み。つまり、焼き肉を燻して香りをつけるのだ。折角なので味は3種類。塩&コショウ、焼き肉のたれ&ハチミツ、そして砂糖&味噌&みりんだ。どれもこの時点で十分美味い。そしてこれを今から更に美味くしてやろうではないか。さぁさ、役者は揃った。

肉だけではちょっとあれだったので真ん中にモッツァレラチーズも設置。これは下ごしらえ無しの本番一発勝負。煙がすごいし目に入るとものすごく痛い。薫製はなかなかどうして漢のチャレンジである。

ここで薫製マシーン1号の全貌が明らかに。本当は二段式なんだが、思いのほか肉が少なかったので最上段のみを使用。煙突はなんとなく雰囲気が出るだろうというだけの理由で一生懸命作って取り付けた。

本当は煙突”だけ”から煙が出るはずが、そこら中の隙間から煙が漏れて煙突の意味があまり無くなったような気がする。イメージしてたのとはちょっと違う。

結局なんだかんだで二時間程待つ。途中で何回かチップを追加したり、肉とチーズをひっくり返した。チーズは熱ですぐ変形するのであんまり暖めない方が良い。よって網の上で焼く場合にはこまめに覗いた方が良い。

で、完成!美味そう!

チーズも編み目が付いていい感じ。

口に入れた瞬間強い薫製の匂いが広がった。自分の体と服からも、ジャーキーに勝るとも劣らない強烈な薫製臭がしてきているのでたぶん明日にならないと肉にどの程度薫製の感じが伝わったか分からない。得体の知れない添加物なども入っていないし、自分で好きな味と香り付けができるのでかなり奥が深いはず。下味をしっかり付けたつもりでも最終的には薄味に感じるのでガツンとした味が好きな人はちょっと塩からいくらいにした方がいいと思う。今回の3種類の中ではどれも美味しかったけどみそ味が一番好きだった。
薫製チーズも香りが強い。やはり塩分の少なさがちょっと気になる。香りが強い分、しっかりと塩味が付いているチーズの方が完成後のバランスが良いのではないかと思った。見た目は完璧。
薫製マシーンに改善の必要性を残しつつも初回の挑戦としてはまずまず。次はもっと上手くやれるはず。薫製モッツァレラをほんの少し貰った侘助もご満悦。一緒に薫製の完成を待っていたので侘助からも薫製の匂いがした。
