
存在はずうっと前から知っていたけど、その中身は長い間謎に包まれていた城のようなレストラン、Medieval Timesに行ってきた。交通の便は良し。ここはレストランではあるが、同時に中世の騎士が戦ったりパフォーマンスをしたりするショーを見ながら食事をするという場所だ。メニューはあらかじめ決められていて、チケットを買って中に入る。開演は6:30からで、開場は5:00から。とにかく早めにおいでとのこと。近づいてみると意外に大きい。わくわくしながら中に入った。

エントランスのホール。モニタにはアナウンスが。今年で20周年らしい・・・。

中はかなり広く、売店でお酒やら剣やら衣装やらを売っている。うーん、想像していたのと全然違う・・・。

入り口で渡された紙製の王冠。自分たちのグループが渡された王冠は赤と黄色のストライプ。全部で6種類の色がある。この色分けには意味がある。

テーブル番号はこれ。王冠といい、席順といい、最初から全部決められていて、それに従うだけの簡単システム。

天井には色々と絵が書いてある。我々のエンブレムのところだけエアコンの排気口がかぶっている。こういう所がけっこう適当だな。

あちこちに展示物あり。とても痛そうな拷問の道具を発見。・・・調べてみた。19世紀初頭まで実際に使われていたChair of Torture (Judas Chair)と呼ばれるもので、様々なバリエーションがあり座面に穴があいていてそこから火あぶりのコンビネーションが出来るという凶悪なやつもあったらしい。この道具で死に至るまでの時間は数時間から数日とのこと。時に数日間にも渡るというその理由は、”針が突き刺さってもその傷口を針が塞いでいるので出血しにくいから。” うーん・・・・。。。

会場の入り口前のホールに家来と共に布施明似の王様が登場。

お客さんの一人の男の子が何かの儀式を受けている。自分が少年の頃ココに来たら、間違いなくあれやりたい!とお願いしたはずだ。

彼が最も良く喋る家来(司会)でレストランのルールなんかを解説中。”この中の誰が一番最初に会場に入りてぇんだッ!”と言われて一番声の大きかったグループから先に入れるという表面上のルール。実はもう全部仕組まれているので会場の奥の方から入れるというカラクリ。いやがおうにも盛り上げるじゃないか・・・。

入場待ちの人々。みんな律儀に王冠をかぶっているのがちょっと面白い。ウォーリーを探せ!みたい。

いよいよ中へ。自分の王冠の色と同じ色の照明の所へ案内される。思ったより随分広いなぁ。

しかし食事中にこの色の照明をずうっと当てられているとしたら、緑と青の人たちはちょっとキツいかもなぁと思った。

ダイニングセット。ナプキン一枚、鋳物製のスープボウルと皿とプラッチックのカップ。ナイフとかフォークとかスプーンは無い。スープはボウルから直接、肉は手づかみで食えという指示らしい。

5人に一人くらいの間隔でポットが置いてあったのでコーヒーかな?と思ってたやつは実はスープだった。ウエイターのお兄ちゃんが「これはドラゴンの血にトマトを混ぜた物ですっ」と言いながら注いでくれた。今日の食事はドラゴンシリーズで来る気だ、と頭の片隅で思った。前に座っていた女の子はどうやってこのスープを飲むのかウエイトレスのお姉さんに聞いていた。小さい子供には確かにちょっと重いかも知れない。

ガーリックブレッド。ドラゴンを絡められなかったらしく、「これはガーリックブレッドだ。」と彼は言った。

これは「ベビードラゴンのロースト、味は鶏肉にそっくりですよ」・・・これがどうもメインらしい。一人当たり鶏肉半分があてがわれた。成人男性ならば何とか食べきれる量。大人も子供もみんな同じだけベビードラゴンが皿に載っている。

ベイクドポテトは無言でそのまま置いて行った。で、そのすぐ後にドラゴンのリブが来た。ドラゴンの肉は柔らかくてけっこう美味しかった。

手をべとべとにしながらもぐもぐやっている時にもずっとショーは進行中。黄と赤のストライプの彼が我らの騎士だ。今日の最後には彼がトーナメントに出て戦う。我々黄赤チームは全力で彼を応援するのだ。

緑チームの騎士は悪いやつ。典型的な悪者の声色で喋る。王様に反抗している。やっぱりこういうのは悪者が居ないと盛り上がらない。

馬の曲芸なんかも途中に挟む。

甲冑に身を包んだ騎士達が長いスピアで決闘する。

ちょうど向かい側に座っているのが白黒チーム。我らの騎士が今まさに白黒のあいつにやられそうになっている。負けんんなっ!!!とけっこう熱くなってしまった。剣やら斧やらを使った殺陣は結構本格的。剣と剣がぶつかったときの音が耳の奥に響く。時に火花も散ったりしてなかなか激しい。途中から目の前に降りて来たネットも武器が飛んで来たら危ないからだと思う。
決勝?まで行った黄赤ナイトは結局あの白黒ナイトに負けた。浮かれている白黒の背後から例の緑ナイトが切り込んでくるも結局返り討ちにされ、最後に正義が勝った。王様も嬉しそうだった。
ふとここで気づいた事が。王様はあそこに居る。でも自分たちは王冠をかぶっているからえらい人という設定なんだろうが、いい感じに誘導されたり手づかみで肉を食わされたりと実は結構身分の低い人たちという設定だったのかなぁ。
待ち時間も合わせると全部で3時間くらい。思ったよりずっと楽しかった。一回は行ってみてもいい所だと思う。
Medieval Times
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– July 4, 2011Posted in: Cuisine, Lifestyle, Photograph