初雪です
明日からいよいよ12月という日に初雪。夕方にかけてだんだんと肌寒くなり、よぉく目を凝らして空を見上げてみると粉のような雪が。風は決して強くないけど底から冷やされるような冷たさ。粉みたいな大きさなので写真にも写らず・・・。
妻がずっと欲しいと言っていたクリスマスツリーをこっそり買ってびっくりさせてやろうと近くのHome Depotというホームセンターまで行ったものの、聞いていたのとは大違いで種類が多過ぎてどれを買ってよいものやら分からない。そこでツリーは後日本人に選んでもらうとして、ポインセチアを購入。これも非常にクリスマスっぽくて良い。色んなサイズと色があったのでちょっと迷ったけれど、結局中ぐらいのサイズの深紅のポンセチアに決定。王道だ。
手頃なカゴがあったのでそこにつっこんでみた。なかなか良い。
どうもこの植物には全体的に毒があるらしく、子供が誤って食べて死亡したこともあるんだとか。そういわれてみれば自然界において派手な色やカタチをしたものには毒のある物が多いような気がする。あくまで鑑賞用としてこれから1ヶ月くらいは楽しませてもらえそうだ。
30になりました。
人は
生まれてから最初の10年は、己のことだけを考えればよい。
そして次の10年は、家族のことを考える。
20になってからの10年は、生まれた国(藩)のことを考える。
30になったら、日本のことを考える。
40になったら、世界のことを考える。
常に次の10年を迎えた時に、正しい判断が出来るように、勉強をしておかなければならない。
-NHK大河ドラマ 「新撰組!」より-
なんだ突然?と思われるかも知れませんが、これは僕が大好きな三谷幸喜の中でも一番好きな作品である大河ドラマ「新撰組!」で石坂浩二扮する佐久間象山先生の台詞なんです。当時の日本は幕末で外国の風が日本に入ってきて日本国民は不安と期待の混ざった複雑な精神状態だったはず。彼はその中で日本のために何が出来るのかを真剣に考えていた人たちの中の一人です。何をしなければいけないと言うのではなく、どういう心構えでいなければならないのかを諭したこの言葉が好きなんです。
というわけで30になったのですが、今日を境に何かが変わるわけでも無く、いつも通りの一日を終えました。人より遅く社会人となり、結婚もし、人のために何かをすることが出来る年になったことは喜ばしい限りですが、佐久間象山先生の仰る「30になったら日本のことを考える」ということを肝に銘じて生きていかなければならないと思います。
職業柄自由の多い身分ですので、これから自分がどのように進んでいくのかを自分で決めなければなりません。当然迷ったり考え込んだりする時も多々あります。そんな時はいつも幕末を生きた人たちのことを考えます。自分がやっていることが良いか悪いかは何年か先になってみないと分からない。そんな彼らのような自分の行く先をまっすぐに見据えた生き方が本当にうらやましく、尊敬できます。そして自分もそうありたいと思います。
世界のことを考えるまであと10年。日々勉強です。
これからも宜しくお願いします。
写真はWikipediaの佐久間象山の項目から拝借。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B9%85%E9%96%93%E8%B1%A1%E5%B1%B1
ティラミス
誕生日が近づいたのでどんなケーキが食いたいか?という質問に「ティラミス!」と答えた数日前。今日その夢が実現。手作りティラミス。一番好きなケーキは?と聞かれれば多分ティラミスと答えるくらいのティラミス好き。そういえば昔ティラミスが流行った時期があったのを覚えている。その当時買ったボードゲームの人生ゲームにティラミスのコマがあったのを今でも忘れない。ずっと前にブームが去った後もずっとコンビニとかで買っていた。手作りのやつは数えるほどしか食べた事がない。というわけで食材その1のフィンガークッキー↑本当の手作りならこのフィンガークッキーを焼くところから始めるはずだが、それはまぁどうでもよい。甘さもさくさく感も非常に良い。後にシロップに浸けて湿らせる為にさくさく感はこの際関係なし。
もともと酒を飲まないし、どんなものを買ってよいのか分からなかったので適当にジャケ買いしたラム。コウモリのマークがかっこいいと思った。そこで、ブログのトピックとは脱線するが、なぜコウモリが採用されたのを調べてみた。当時、蒸留所の天井にコウモリが沢山住んでいたこと、さらにフルーツバットがキューバで幸運の象徴とされていた事からコウモリをロゴに選んだということだった。みんなに愛されているものを会社のイメージとして使ったことでさらに国民的なお酒として浸透したのだそうだ。白いラムと茶色いのがあったが、茶色を選んだんはなんとなく香りが良さそうだったから。
ティラミスの主役といっても過言ではないマスカルポーネチーズ。ほんのり甘くて優しい味。ティラミス以外ではどんな料理に使うんだろうか?
最近ウチに仲間入りしたキッチンエイドでぐりぐり混ぜる。ハンドミキサーよさらばじゃ!
一番下に敷くスポンジが焼き上がった。
マスカルポーネが生クリームと出会った!味見しなくてもいいけど味見がしたい。一度味見をすると止まらない。クラッカーにでも塗りたくって食べたい。
コーヒーシロップを作って、スポンジに塗り、チーズクリーム、浸したフィンガークッキー、チーズクリーム、スポンジ、チーズクリーム、そしてココアをうんとかけて完成。冷やします。
5時間後。完成です。切り出して、さらにココアをかけて、盛りつけて、さあ食うぞ!けほっけほってなるくらいのココア。かけ過ぎだぜ、妻よ。しかし、チーズクリームが絶品。マスカルポーネは普通のクリームチーズの倍くらいの値段がするが、やっぱり味が全然ちがう。フィラデルフィアではこの味は出ませんぜ。フィンガークッキーも最高。今まで食べた中で一番美味しいティラミスであった。ごちそうさまでした。ちなみに、近所の人、あと数日なら多分残っているので食べたい人は連絡すべし。
Salt ‘n Pepper
最近引っ越して、ウチの周りに何があるのかをちょっとずつ見て回っている。そのうちの楽しみの一つがレストラン探し。今日はワビスケの散歩を終えた後、近所のDiner (ダイナー:ダイナーとは何かの説明はWikipediaを見てね。)に行ってみた。アメリカに来てもう8年目、ようやくダイナーに普通に通うようになった。前に住んでいたアパートの近くにお気に入りのダイナーがあったので新しい場所の近くにも見つけんとあかん!という夫婦の意向である。妻はまだアメリカ3年目。ダイナー大好き。適応力◎
創業1965年。店の横のネオンがダイナーっぽい。
ダイナーは基本的にはオープンキッチン。前のアパートの近くのやつはレストラン型だった。こっちの方がそれっぽい感じがする。店に入ったのは午前11時。満席。いいにおいがする・・・。
店の中はそんなに広くはない。日曜なのでもうあと1時間もすれば教会帰りの人達がどっと押し掛けてさらに込むはず。
ザ・ダイナーセット。砂糖、塩、コショウ、ケチャップ、ホットソース、マスタード、そして人工甘味料。スペシャルのThe Ultimate Cheesyburgerが気になるところ。
メニューもシンプル。どこに行ってもだいたいメニューが同じという安心感がある。しかし、突拍子も無い物はダイナーに期待できないと油断しているとたまに巨大メニューや激ウマメニューが隠れているから侮れない。Salt ‘n Pepperの実力はいかに!?
ホットチョコレート+ホイップクリーム。なんでもホイップクリームをのせたがる人が目の前に座っている。すごくうれしそう。
妻はベルギーワッフルを注文。外はカリカリ中はふんわり。バターとメープルシロップだけのシンプルな味。
ミニバーガーとフレンチフライ。アボカドをトッピング。バーガーは炒めたタマネギとパティとアボカドだけの非常にシンプルな内容。トマトとかレタスとか入れて欲しかった。でもパティはアンガスビーフを使っているようで、美味しかった。もちろんケチャップとマスタードをべっとりつけて食べた。アボカドは何にでも合うなぁと思う。フレンチフライはちょっと油っぽかった・・。今のところ前のダイナーの方が優勢である。「次はオムレツを頼んでみようよ」と妻。オムレツを食えばそのダイナーの実力が分かる(かもしれない)という我々の仮説だ。かんぴょうを食えば寿司屋の実力が分かるというのと似てる(かもしれない)。また来よう。
近所のダイナー
Salt ‘n Pepper
3537 North Clark Street
Chicago, IL 60657-1611
(773) 883-9800
BODIES
セミナーが終わってまだ飛行機まで時間があるので(わざと時間が出来るように飛行機のチケットをとったので)もう一つなにか面白そうなものがあったら見てみたいと思っていた。昨夜ホテルの部屋に置いてあった雑誌を見ていた時に目にとまったのがBODIESという人体標本の展示。以前から存在は知っていたのだが実際に見に行く機会に恵まれなかった。まさかこんなところで再会するとは・・・。スゴイという噂は聞いていたので、クオリティを疑ったりはしなかったが、あんまりハードルを上げすぎると良くないと思ったのであえて下調べはせずに行くことにした。
標本とかそういうのが苦手な方は見ないで下さい。
展示があるのはLUXORというホテル。ラスベガスがテレビで紹介される時によく出てくるピラミッド型のホテルだ。一体中がどのようになっているのかずっと前から気になっていたのでこれも良い機会だ。
大きな黒光りしているピラミッドの側面にはこれまた大きな広告が。ここに広告を付けるとなんだか台無しのような気もするが・・・。ピラミッドの前にはスフィンクスが。近くで見ると結構大きい。
スフィンクスのアップ。迫力があるが石で出来ているわけではないので小綺麗すぎる感あり。とはいっても本物をまだ肉眼で見たことがないので比べようが無い。でも大丈夫、エジプトへの訪問はちゃんと中世古家のバケットリストに入っている。
中に入ると大きな吹き抜け。ほぉ~~~・・・。こうなっていたか。ホテルの客室はピラミッドの内壁にへばりつくようにして並んでいるようだ。このホテルがどうやって出来たのか、ドキュメンタリーのビデオなんかがあれば是非見てみたいものだ。
手荷物が邪魔なのでフロントに預け、エスカレーターで中二階へ。チケット売り場を発見して並ぶ。昨夜のホテルでクーポンを見つけたのでぬかりなく持ってきた。入場料は大人$35。クーポンで$5引き。何でもクーポンがあるアメリカ。賢い人はちょっと得をする。
入り口を通ると写真撮影禁止の注意事項を受ける。カメラマンが入り口に控えていて有無をいわさず壁に立たされようとしたが、「写真はいらない」とキッパリ断った。ラスベガスのやり口にももうだいぶ慣れた。押しつけがましくてあまり気分の良いものではない。せめて写真はどうですか?くらい聞いて欲しい。解剖標本の前で撮ってくれるのなら喜んで購入したいところだが、前の人が立たされていたすぐ後ろの壁は緑色の壁。緑のスクリーンは後で背景を合成する写真にのに使われる。それにしてもここで撮ることに何の意味があるというのか?
そしていよいよ中へ。写真が無いのでいまいちお伝えしにくいが、この展示はスゴイ。(LUXORのサイトから拝借した写真を載せておきます。)
展示は幾つかのセクションに分かれている。筋骨格系、呼吸器系、消化器系、循環器系、生殖器系、胎児の標本、そして病変した臓器の展示である。まず標本の処理の仕方が特殊。簡単に説明すると、献体に含まれる水分をシリコンゴムに置き換えてある。水分を一切含まないので腐ることはない。また、組織に含まれる水分量と同じ容積のシリコンゴムが細胞レベルまで行き渡っているために、組織の容積と質量がほぼ同じ。そしてもう一つ、完全に無臭なのである。まさにパーフェクト標本である。
入り口を入ったところに白衣のおじさんがいて、何でも質問してこい!と言ってくれたので小学生ばりに質問してきた。
Q: これを作るのにどれくらいかかるの?
A: 小さいものなら数週間、ヒト全体が繋がっているものなら一体あたり1年以上かかる
Q: これを作るのにはどれくらいのお金がかかるの?
A: プロセス自体はシンプルだが、解剖する学者への人件費が高い。
Q: どんな人が解剖しているの?
A: これを解剖したのは全員、解剖を専門に勉強している人で30年以上キャリアのある人たちばかり。
Q: この標本はどこから持ってきたの?
A: 全身模型は全員中国人です。中国政府の許可を経て持ち込みました。
Q: この標本はどれくらい保存できるの?
A: 半永久です。プラスチックが自然に帰らずにずっと残るのと同じです。
一般の人が見ても凄く興味深い”だろう”と思うが、人体に関わる仕事をしている人間は是非一度見るべきである。全身標本はむき出しのまま置いてあるので好きなだけ近寄って360°どこからでもからじっくり観察できる。骨格系の解剖の技術は最高。マニアックな話になるので以下に続くマニアックゾーンは興味のない人は読み飛ばすべし。
<マニアックゾーンここから>
1.人の鼓膜には音の振動を伝えるためにつち骨、きぬた骨、あぶみ骨という3つのものすごく小さい骨があるが、これの標本が完璧な形で展示されていた。感動!
2.頭蓋骨を水平面で切断し、上から見た展示では、篩骨の篩板に空いた穴がはっきりと見えた。ここから嗅神経の先っぽが飛び出てニオイを感じる。これもすごい。
3.切り込みが最小限の硬膜の標本がすごい。
4.循環器系の動脈・静脈を染色してそれだけを取り出して展示しているやつは圧巻。糸より細い毛細血管も隅々まで再現している。
<マニアックゾーンここまで>
喫煙者の真っ黒な肺と正常な肺の模型を並べて、そのすぐ横に大きなアクリルの箱を置き、”たばこを一箱数ごとに3時間45分寿命が縮みます。今すぐここにたばこを捨てなさい”と書いてあったり、 他の動物の臓器と大きさや性能を比べてみたり、胎児を週ごとの成長順に並べてみたり(カルシウムに反応する色素を使っているので骨格の成長過程がものすごくよく分かって面白い!)展示の仕方にセンスがある。壁には沢山のQuoteがかかれている。”動脈は心臓の拍動に合わせて同じように動いている”とか”精子は人間の中で一番小さい細胞であるが、卵子は人間の中で一番大きな細胞である”とか”舌には14の筋肉が付いている”とか”ものを食べるとそれが体外に出るまでに24時間かかる”とか。非常に教育的であるが同時に楽しませる要素もある。
もっと早く見られていたらもっと勉強になったのにと思った。解剖の献体は時間が経つと筋肉が細くなったりして微妙な構造が生きている人間とは異なってくるが、この標本に関していえば骨格と筋肉の位置関係が非常に分かりやすくて勉強になる。
こういうものをみるといつも思うが、生物の体とは本当に緻密で、その造形は奇跡としか言いようがない。画家が人の体を描きたくなるのは美しいからに違いない。そして非常に優れた機能を備えている。
おおよそ2時間ぐらいたっぷりそこで過ごした。始終標本には触らないで下さいとの指示があったが、一番最後に白衣のおじさんが肝臓と脳の標本を触らせてくれた。まぁ実を言うと途中でガマンできなくなって筋肉の標本をちょっと触ってみたんだが・・。悪意ではなく知的好奇心ということで笑って見逃してくれるだろう。正直にここに書いてるし・・。脳の標本も肝臓の標本もホルマリン漬けのやつとよく似た質感だったが、こっちの方が固い。消しゴムのような堅さだ。あと数十年もすればこのようなクオリティの標本が大学に並ぶことになるだろう。ホルマリンのニオイも一切しない。かといってゴムのニオイも一切しない不思議な標本達であった。
参考
資料写真はLUXORのホームページ内、Image Galleryより転載
http://www.luxor.com/entertainment/bodies.aspx
BODIESオフィシャルサイト
http://www.bodiestheexhibition.com/
グランドキャニオン・ウエストへの旅
テレビや雑誌でしか見たことの無かったあこがれの土地、グランドキャニオンに行く機会に恵まれた。ラスベガスで週末にセミナーに参加するついでに金曜の一日オフを利用してグランドキャニオンまでドライブすることにした。目的地はGrand Canyon West。グランドキャニオンには大きく分けて3つの観光ポイントがあるらしいが、今回西部を選んだのには訳がある。そこには切り立った崖から突き出したU字型のスカイウォークがある。以前日本に一時帰国したときに飛行機の中で見た特集の中でたまたま紹介されていたこのスカイウォークを見た時から、グランドキャニオンに行くときは絶対にここを見ると決めていた。このスカイウォークの特徴はそのロケーションだけではなく、床がガラス張りになっていて谷底がそのまま見えるようになっている。高所恐怖症の人にはたぶん無理なセッティングだ。
道のりはどんな感じなのか調べてみると、所要時間は3時間くらいと悪くない。ただ、途中で15マイルほど舗装されていない道があるとのことなのでレンタカーはSUVを調達。↑が今回お世話になるFordのEdge。乗り心地もパワーも申し分なし。ラスベガスに着いたのは午前9時。お昼過ぎには到着したいので早速出発。
地図をみても分かるようにかなり遠回りになっている。直線で行けたらなどんなに近いか・・。
ラスベガスの町からも見えるが、周りはごつごつした岩山に囲まれている。アイオワのコーン畑とは一風違ったアメリカっぽい風景だ。道はまっすぐ。金曜のお昼前、車は殆どいない。
あんまりまっすぐな道なのでついつい降りて写真をとった。携帯の電波の通じない所まで来た。iPhoneもお休み中。当初はこの道が目的地への通り道だと思っていたが、向こうからやってきたSUVに載った家族に聞いてみるとここではないと言われた。危ない。あっちに行っていたらとんだタイムロスになるところだった。
木は一本も生えていないが、サボテンは多い。低いやつから4,5メートルはあろうかという巨大なやつまで色々。いい感じになってきた!
道沿いにポストが並んでいるが、人が住んでいるのはずっと奥の方。一軒家もトレーラーハウスも遠くにぽつぽつ見える。こんな所にも人が住んでいるんだなぁと感心する・・・。
鉄塔とサボテンが荒野に立っている様子に何故か惹かれる。鉄塔はずーーーーっと奥の方まで続いている。スケールがでかい。
ぼちぼち岩山に近づいてきた。アメリカでの生活の殆どを平坦な土地で過ごした自分にとってはこのような景色は最高!岩山だけでこんなに嬉しくなるのはちょっとオカシイと思う自分が可笑しい。
暫く走るといよいよ未舗装の道へ。確かにこれは普通の乗用車ではちょっとキツイかも。アップダウンに加えてカーブも結構すごい。
でこぼこ道があるとき突然終了。今度は綺麗に舗装された道が登場。遠くにまさしくグランドキャニオンと言わんばかりの景色が広がる。とうとうここまできた。現時点でも十分に感動している。
10分ほどすると白いドームのビジターセンターに到着した。個人で進めるのはここまでで、ここからはバスで行くことになる。ここは同時に空港にもなっていてセスナやヘリコプターでの遊覧飛行のサービスもある。パーキングのうまり具合は10分の1程度。バスもあまり駐まっていない。世界的な名所だからかなりの人混みを予想していたがこれはなかなかいい日に来たようだ。
ドームの中はお土産屋さんとチケットカウンター。ここでここから先に進むための入園料とスカイウォークのチケットを買うことができる。
ホームページで調べてあらかじめ知っていたことだが、スカイウォーク上での写真撮影や衣服以外の物の持ち込みは禁止されている。下がガラスなので物を落とすと傷が付いてしまうのと、その他ビジネス的な理由もあるのだろう・・・。カメラを持ち込めないことに対する悔しさはとっくに克服(笑)していたので、やっぱりそうか、とボソッとつぶやいた。
チケットをゲット。入園用、スカイウォーク用、そしてパンフレット。入園料は$43.05、スカイウォークは$29.95。これが高いか安いかは見る人の価値観による。
ここからバスに乗る。綺麗に整備されていて気持ちいい。人が少ないのが異様に写る。ハイシーズンはやはり夏とのことで、ピーク時はここが人でごった返すらしい。
このバスでスカイウォークのある場所”イーグルポイント”へ向かう。ざっと50人くらいは乗れそうな巨大なバスに7人だけ乗せて出発。庶民の自分には贅沢感たっぷり。
壮大な景色を見ながら5、6分のドライブの後イーグルポイントに到着。スカイウォークが見えた。思ったより迫り出し方が小さいような気がする。
崖っぷちで写真を撮る人々。信じられないだろうが、ここには柵は一切無い。皆さん結構崖の端っこまで行っている。落ちてしまう人はいないのだろうか???下に流れているコロラド川までの落差は4000フィート(1200メートル)。ついこの間飛んだスカイダイビングの3分の1の高さにいる。パラシュートも付けずに!(笑)
チケットを見せるとリストバンド型のチケットを手首に巻いてくれた。これで準備万端。
スカイウォークに入る直前には無料のロッカーが設置されていて服以外はここに突っ込む。よってこれ以降は写真は無い・・。ロッカーに物を全部入れて進むと金属探知機によるボディチェックが。ここは問題無く通過して細い通路へ。ガラスを保護するために布のカバーを靴に付ける。スカイウォークにいる人の数を調節するためか暫く待っている間にカメラマン登場。危険でなければどんなポーズでも撮ってるくれるらしい。一枚30ドルで買うことができる。う~ん、高い。
スカイウォークへ進む。
確かに高い。
高所恐怖症どころか、普通のひとでもけっこう”くる”高さだと思う。
5枚重ねの強固なガラスは上を歩いてもびくともしない。あたりまえか・・・。
ガラスの通路には幅1センチくらいの隙間が空いていて、そこから下が見える。そしてガラスが5枚使われているのが分かる。一枚一枚は思ったよりだいぶ薄い。
透明なガラスになっているのはスカイウォークの真ん中の1メートルくらいで、両端は磨りガラスで下が見えないようになっている。ガラスの上には変わりないが、透明な上を歩くのはちょっと・・・という人への考慮だろうか。透明なガラスの上で腹ばいになって写真を撮ってもらった。(買うかどうかは後で決める事にするので、そのうちここにアップするかも知れない。)どんな写真か見せてもらったけれどカメラマンの腕はあまり良くない。それもいまいち買うかどうか迷っている原因である・・・。
スカイウォークから望む遠くの景色と真下の景色は圧巻だった。正直、最初にガラスの上に立ったときは全身に鳥肌が立った。ここには何時間でもいても良い。十分に景色を堪能した後、バスにのって次のポイントへ。次のポイントがどれだけ素晴らしいか、この時点では分からなかった。
空へ・・・
先々週に辛酸をなめた2010年のスカイダイビング。今日こそは飛んでやると意気込んでいた。もちろん自分以外の参加者達も同じ気持ちだったに違いない。今日の予約は11時。風が吹いて飛行機が風待ちで遅れたとしても日の入りまでには絶対に飛べる時間だ。そしてまたまたやってきましたChicago Skydiving Center。見慣れた看板。先週と違うのは日の入りが6時15分から5時45分へと短くなった事、そして気温が下がった事。僕は晴れ男でここぞというときに雨が降る事はあまり無い。あいにくの曇り空ではあるが、風は殆どない。到着後、フロントのお姉さんに確認した所、オンタイムという話だ。今日は飛べる!
エイリアンが降って来るから注意しろっていう看板。
センターのプレハブ小屋の中。フロントとか、ビデオ撮影したのを上映する大きなテレビだとか、パラシュートをたたむ場所が確保されている。ここでチェックイン。基本的には何にも無いガランとした場所である。ぶら下がった国旗が何を意味するのかは不明。ニッポンの国旗もあるある。
なんとなくいいなぁと思った。いたる所にこういった物が飾られていて面白い。ええ、飛びますとも。
チェックインを済ませると、後どれくらいで飛ぶ順番が回って来るかがモニターに出る。前回ここに来た時は飛べないんじゃないかとやきもきしながら眺めた。あっさり自分たちの名前が登場。31分後には出発。もうくだらない心配は消えた。
ツナギとハーネスを装着中。このハーネスでインストラクターとがっちり繋がる。去年飛んだ時は真っ赤なやつでアルマゲドンみたいだったが、今回のはブルースリーみたいだ。ジャンプする時は基本的にスーツの様な物は着なくても良い。今日は寒いので着た方がいいみたいだったので着用。シングルで飛ぶ人の中には短パンの人もいる。
左手につける高度計。一目盛り1000ft。おおよそ300メートル。赤いゾーンに入ったらパラシュート開かないとあぶねぇぞ!という印がついている。これを見ていると高度がどれくらいなのか分かるので飛行機の中でもドキドキしながら見つめている人も多い。
今からこんな感じになりますよ。
自分たちの前のグループが帰ってきた。この人たちが帰還した頃に飛行機も帰って来る。いよいよだ。
おーきたきた。まっとったよ〜。
どんどん乗り込むみなさん。
飛び降りる窓は透明。すっと閉めて出発。今日はテンポが速い。滑走路をちょっと走ったかと思うともうすでに空中へ。急角度でぐんぐん昇る。去年の飛行機はこれよりずっと小さくて上まで行くのにすごく時間がかかったけど、これならすぐに着きそうだ。
地上からはもう点の状態。
写真中央右寄りの小さな白い点が僕とインストラクターのRudyです。現在自由落下中。ここではおとなしく自由落下するか、それともぐりんぐりん回るか選択できるので、「ぐりんぐりんで」とお願いしたところ、右と左にぐりんぐりん回ってくれた。去年には無い新しい感覚。これはたまらん!
30〜40秒の間自由落下した後、おもむろにパラシュートを開く。開いた瞬間、速度がぐっと落ちて上に引っ張られるような感覚。例えるなら、巨人に首根っこをつかまれてぐいっと上に持ち上げられるような感覚。つまり巨人かスカイダイビングでしか味わえない感覚。時速200キロくらいから一気に減速する。
パラシュートを開いた後、この感覚がまた最高。上空は静かで風の音もない。後ろのRudyとも普通に会話。遠くにシカゴのダウンタウンが見えた。上空から見る地球は大きくて丸い。人類が長い間鳥に憧れを抱き続けているのも分かる。こんな感覚は他には無いだろう。
旋回する時も気持ちいい。
足を伸ばして、でんっと着地。シングルの人たちはまるで鳥のようにふわっと着地するのに対し、タンデムの野暮ったさの残る着地であった。しかし、最高の空の旅だった。
次のシーズンは4月から始まる。これから長いシカゴの冬の間、ジャンプが生活の一部となっている人たちは暖かい所に移動するのだろうか。みんな無事に帰ってきて、ジャンプの余韻を楽しんだ。短いけどとても気持ちのいい時間を過ごすことができた。いつか必ず自分で飛べるようになってやる。そしてスカイダイビングの面白さをいろんな人に伝染させていきたいと思う。
Chicago Skydiving Center
http://www.skydivecsc.com/
12637 US Route 30 West
Hinckley, IL 60520
USA
815-286-9200
14,000ft!?
待ちに待った日。一ヶ月以上も前から予約をとった。場所はウチから南西に1時間半くらい車で行ったところ。
これが自分たちをお空に運んでくれる飛行機。昨年アイオワで飛んだ別のスカイダイビングの所と比べるとピッカピカでカッコイイ!
併設されている食べ物屋さん。カーリーフライは注文してからジャガイモをカットするというサービスは◎だが、揚げる時間が極端に短くて油がべとべと。でもおじさんが渡すときに”熱いから気をつけろ”と言った。
なんとか食えるクオリティ。惜しい。
どんどん飛び立っていく。
最初は雲が出ていなかったのに、気がつけばまばらに。太陽の光が雲間からもれて神々しい情景が広がる。そんな中を飛んだらどんなに気分がいいだろう・・・。
この人みたいに大空を悠々と舞うはずだった。
この人が今日飛ぶはずだった時間は10時半、この写真の時間は午後3時半。文句なしの快晴でも、風が強い。というわけで飛行機が飛ばずに遅れが出て、こんなに押している状態。
4時になった。
5時になった。
我々の番は来なかった。
このやる気をどこへ持っていけばいいのか、そして今日飛ぶと今まで言いふらしてきたオトシマエをどうつけるのか、だれか教えてくれ。
結局10月31日の日曜に予約をし直すということになった。
ただただやりきれない土曜の午後。
あああああああっもうっ!!!!!
14,000ft!? 本編へつづく。
PediPaws
もう2年くらい前になるだろうか、テレビ通販で見てからずっと気になっていた。最初は通販だけでしか見たことがなかったのにしばらくすると店頭にも並ぶようになった。お値段は$19.99と微妙な値段。店頭に並ぶようになってからは見る度に買いそうになった。
まだだ。そのうち、あり得ないほどのディスカウントがやってくる。
ウチのオフィスのビルの一階にCVSという薬局があり、そこにおやつのナッツを買いにふらっと入ったときに、見つけましたよ。クリアランスのコーナーに山と積まれたあいつらを。$4.99。勝った!買った!
PediPawsというこのマシン。つまりは犬と猫の爪ヤスリ。ウチのワビスケの爪を切るのが厄介で、しかも爪切りで肉を切って出血というのも何回かあった。かといって妻の電動爪ヤスリは人間用でいまいち動物の爪には合わず、時間がかかってしょうがない。TV通販ではものすごい勢いで爪が削れていたし、血管まで到達することなく、爪の先が丸く削れるといういいことずくめの様子。というわけで愛犬ワビスケで実験。
スイッチが一個だけのシンプルな構造。先端にあるオレンジ色のカバーの中には回転する金属のヤスリが。説明書によると、まずいきなりこれで爪を削るのではなく、しばらくの間これをおもちゃとして使い、慣れさせてから使うと良いというような事が書いてある。もちろんウチの息子にはそんな手間は必要ない。彼はチャレンジャーなのだ。大きい犬だと、暴れたときに危険だからということだろうけど・・・。
「ほう、これがねぇ・・・」
「え、いきなりですか? い、痛くないよね?」
「どきどきするなぁ・・・」
・・・・これはすごい、どんどん削れる。そしてあっという間に終わる。爪にあてたときの音や振動が結構大きいのでワビスケはかなり嫌そうだったが、普通の爪切りみたいに長い間拘束される事がないのでそのうち気に入るのではないか。
唯一問題なのが、削っているときに爪の粉が舞うところ。犬の爪先にすむバクテリアの皆さんが空気中に細かい粉となって舞い上がるのは気持ちのいいものではない。
しかし、もちろん値段分の仕事をきっちりしてくれた。こんなに性能がいいなら別に$19.99で買っても問題なかったなと思ったり。
おすすめです。





















































































